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その日のこと

びんに、温かいコメントやメールをどうもありがとうございます。
お返事には少し時間がかかってしまうかもしれませんが、どうかお許しください。

昨日、びんは嵐の中を荼毘に付されました。

******

びんは、17日くらいからは、もうあまり水も飲めず、
トイレにも行くことだけはできましたが、何も出なくなっていました。
でも18日の朝方、寝ている私の枕元にきて、「入れて」って鳴いたんです。
布団を持ち上げてやると、するっと入ってきて私の胸元で横になりました。

びんが痙攣を起こしたあとから、私はリビングで布団を敷いて寝ていましたが
びんは決して入ってきませんでした。
以前は、柔らかい布団で一緒に寝るのが何より好きな子だったのに。

だから、久しぶりに来てくれてとっても嬉しかったけれど、悪い予感もしました。
撫でながら、いっぱい話しかけましたが、たいした言葉は浮かばす…結局
「ありがとうね」「えらいねえ」「可愛いねえ」
そんなことばっかり言ってました。

具合が悪くなってからは、触られるのが好きじゃなさそうだったんですが
このときはたくさん撫でさせてくれたし、
握って温めてやっていた手をはずそうとすると、ぎゅっと握り返してきて止めるんです。
強制給餌や目薬や、びんの嫌がることばっかりしていたのに
私のこと、嫌いじゃないよって教えにきてくれた。
とてもとても嬉しいプレゼントでした。

もう仕事なんかいいや、って思って、起きる時間が過ぎても一緒に寝てたんですけど
前の週にも急に休みをとったので、今日「病欠」したら来週はもっと休みにくくなる、
(猫が危篤で…とは、さすがに言えませんでした。
理解のある職場ではありますが、るちのときにも、猫が…と言って休んでいるので
2度目となると、言い訳と思われそうで、もし本当にそう思われたら悔しいし)
びんは落ち着いた様子だから、きっと今夜までも大丈夫なはず、と判断して
結局、布団をそっと抜け出して、遅刻で仕事に出かけました。
びんにはいつものように、お留守番よろしくね、待っててね、と言い聞かせて。
bin089.jpg


でもやっぱり、昼間は気が気じゃなかったです。
私の布団でぬくぬくくつろいでるから、もし何か起っても寂しくないはず、仕方のないこと、と思っても、本当にびんが一人で逝ってしまっていたらどうしよう、と。
だから、夕方、母親からいつもどおり、びんを迎えにきて病院に連れていってくれたと連絡があったときは、ほっとしました。

だけど、びんはその日、体温が31℃しかなかったそうです。


私が帰ったとき、びんはまだ待っててくれました。
病院で、ビニール袋にお湯を入れたものを抱かせてもらったようで
その格好のまま、フリースにくるまって寝ていたので、
すぐにファンヒーターの前に猫ベッドを用意して、湯たんぽを入れて
熱風が顔に当たらないように、低温やけどしないように気をつけて寝かせました。

朝は、布団まで(数歩ですが)歩くこともできたし、普通に鳴くこともできたのに
このときには、顔を動かそうとすると、首ががくがく震えてしまうようで
まったく身動きできなくなってました。
でも、呼びかけると尻尾をぱたっと振ってお返事してくれるし
呼吸も安定しています。
そのうち、いおも帰ってきたので、2人でびんを見ていました。
bin090.jpg

そのまま1-2時間は静かだったかな…
その間に、ちょっと息が荒くなったんですが、酸素マスクをあてたら落ち着いたようでした。
まぶたが閉じないので、目を見ていると、意識を失ったり、戻ったりしているのがわかります。
一度、鈴のついた猫じゃらしがあるんですけど、それを振ったら「あっ」て顔になりました。
でも、顔をあげようとして、首が揺れ始めちゃったので、慌ててやめて寝かせたんですが。

いつもは夕食後に、2人でもかの散歩に行くんですけど、この日は目が離せないので、もかには我慢してもらいました。
びんに話しかけたり、手を温めたりしながら、もかも一緒に、みんなでリビングでのんびり。
「そのとき」は、そんな中でやってきました。


びんが、少し喘ぐようにしたので、気になって顔を見ているうちに
何度か、伸びをするように手を伸ばしたり、のけぞって口を開けたりし始めました。
るちのときと同じです。
いおと2人、びんの身体を支え、とにかく話しかけ、励ましました。
びんは、3,4回、かはっ と息をつきましたが、がんばって、最後の瞬間を乗り越えました。

ちょっと開いていた口は閉じてやることができましたが
見開いた目は、どうしても閉じられませんでした。
もう何日も、寝るときも目を閉じていなかったので、つむらせてやりたかったんですが…


びんは るちよりも体力があったせいか、「そのとき」はちょっと大変そうだったかな。
でも、全部で5分はかかっていないと思うし、穏やかな最期だったといっていいと思います。
リンパ腫は全身に転移していたので、何が起っても不思議ではないといわれていましたが、苦しむことはありませんでした。
痙攣も、呼吸困難も、一度は陥ったのにその後消えていたし
鼻の腫瘍も、最後の3日くらいの間に、明らかに小さくなっていたんです。
体力がなくなったことで、がん細胞も力を失ったのか、あるいは今になって放射線治療の効果が出てきたのか…
私たちとしては、びんは意志の強い子だから、がんさえも、ついには克服したと思いたいです。

何よりも、普段の団欒の中で、いおと私、2人そろって看取ってやれてよかった。
びんは甘ったれだから、きっと1人では行きたくなかったんでしょう。
私が休んでやれたら、辛いのに夜まで待たせることはなかったかもしれないけど
そうしたら、いおは一緒にいられなかっただろうから、きっとこれでよかったんだと思います。

私たちにできるだけのことはしたし、びんも力いっぱいがんばってくれました。
もう充分がんばったから、ゆっくり休めるようになってよかったと思ってます。


でも、寂しい。

まだたった10歳だったのに。
あんなに元気だったのに。

どうしてびんがいないんだろう。

信じられないです。

「ポメと猫たちの家」だったのに
猫がいなくなっちゃった。

たった半年の間に。


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No title

こんばんは

びんちゃん、本当によく頑張ったとおもいます
少し回復してきていたのでほっとしていたのですが
悲しいお知らせに涙がとまりません・・・
びんちゃんがりむさんのお布団に入ってきて過ごしたことは
かけがえのない宝物で温かい贈り物ですね
ご家族みんなに見守られながら虹の橋を渡れてよかったですね

びんちゃんのご冥福を心からお祈りいたします

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

びんちゃん、ホントにいいこです。

>「ありがとうね」「えらいねえ」「可愛いねえ」

ホントにその通り。

お布団に入ってきてくれたり、手を握り返してくれたり、低体温になってしんどいだろうにみんなを待っていてくれて、、、

びんちゃん、感謝の気持ちをちゃんと伝えて旅立っていったんですね。

りむさんご家族とびんちゃんのきずなの深さに涙と羨望でいっぱいいっぱいになってしまいました。

 

No title

びんちゃん、最後までよく頑張りましたね。

家族の中で逝くことができたこと、
びんちゃんは皆にさよならを言いたかったのですね。

十数年前、実家で飼っていた犬のことを思い出しました。
このくらいの寒い時期だったと思います。
急に体調が悪くなってしまったのですが、家を出ている
兄とわたしが正月休みで帰省するまで頑張って頑張って、
元気な様子まで見せて、その夜に逝きました。

今は辛いと思いますが、びんちゃんは幸せな子だったと
ブログから十分に伝わってきました。

びんちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。

No title

びんちゃんのご冥福をお祈りいたします。

最後の日に布団に入ってきて、離そうとする手を握り返したんですよね。。。いおさん・りむさんのお家に迎えられて一緒に過ごすことが出来て幸せだったんですね、間違いなく。

看病、お疲れさまでした。ゆっくりお身体を休めてください。

No title

びんちゃん最期までがんばったね。
りむさんとイオさんに見守られて幸せだったと思います。
びんちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。

>kokoaさん

びんのために泣いてくださって、ありがとうございます。
ちょっと持ち直したので、私ももうしばらくがんばってくれるかと思ったところでしたが
力尽きてしまったようです…
本当に、最後の日にまた一緒に寝てくれたのは
忘れられない思い出になりました。
その瞬間に立ち会うことが出来たのも幸いでした。
温かいお言葉を、ありがとうございました^^

>鍵コメさん

コメントありがとうございました。
ほんとうに、早くガンが治る病気になってほしいですね…
正直、最初はこんなに手ごわいとは思っていなかったので
どんどん容体が悪化することに狼狽してしまいました。
虹の橋で、一緒に遊んでいてくれたらいいですね^^

>ちったんさん

びんのこと、ほめてくださってありがとうございます^^
病院の先生にも、気の強い性格のおかげで
ここまでがんばれているのかもしれませんねって言われましたが
最後まで、自分の意思を伝えて行ってくれました…
本当に、誇りに思える子です。

あの子には辛い治療もさせて、悩んでいましたが
きずなの深さ…と言っていただいて嬉しかったです。


>Gママさん

びんに温かいコメントをありがとうございます^^
Gママさんのおうちのわんちゃんも
Gママさんとお兄さんに会いたかったんですね…
思い出を聞かせてくださって、嬉しいです。

びんは幸せだったでしょうか。
後からいろいろと、くよくよ考えてしまっていたので
そう言っていただけると救われます。
ありがとうございました。

>ぽみぱぱさん

最後の日、一緒に寝てくれたのは
本当にとても嬉しい思い出になりました。
びんは幸せだったといってくださって、ありがとうございます。
今になってみると、あれもしてやればよかった、これもしてやればよかったと
後悔ばかり出てきてしまうんですが、そういっていただけると嬉しいです。
私にもお気遣いくださり、ありがとうございました^^

>まめチチさん

温かいコメントをどうもありがとうございます^^
びんが最後まで精一杯がんばってくれたこと
一生忘れられない思い出になりました。
プロフィール

**りむ**

Author:**りむ**
いお: ダンナ


もか(もとちか): ポメラニアン♂

2009.01.19~

るち(シルバー): ヒマラヤン♂

1995頃~2011.05.17

びん(かりん): mix♀

2001.06頃~2011.11.18

ゆき(ゆきかぜ): ソマリ×ラグドール♂
mika0007.jpg
2011.09.22~

みか(みかづき): ソマリ♀

2011.10.17~


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